第13回 総合分析実験センター講演会

講演して頂いた早川洋一先生は、昆虫のサイトカインを最初に見つけたかたです。2004年4月に佐賀大学に移って来られたのを機会に総合分析実験センターで講演をして頂きました。

日時:6月11日(金)16時〜
場所:理工学部8号館5階507号室(国際環境科学セミナー室)
演題:昆虫サイトカインGrowth-blocking peptide(GBP)の多様な生理機能
講師:早川 洋一 (佐賀大学・農学部・応用生物科学科・教授)


講演要旨:
脊椎動物ではこれまで数多くのサイトカインが同定され、また、それらのレセプター研究も進んでいることは改めて言うまでもない。一方、昆虫を含む無脊椎動物では、これまでサイトカインの定義に当てはまる因子の報告はなかった。ところが、最近、私達が十数年前に同定した昆虫生理活性ペプチドは極めて多様な生理機能をもつことが明らかになり、昆虫サイトカインと考えるのが妥当と判断するに至った。今回のセミナーでは、昆虫サイトカインGBPが同定された経緯やその多機能性について紹介したいと思う。