第七回 総合分析実験センター講演会

総合分析実験センター講演会を開催しました。

日時: 11月20日(木)15時〜
場所: 農学部地域支援室(農学部中棟三階)

        (場所は本庄地区配置図http://www.saga-u.ac.jp/haichi.htmをご参照下さい。)

講師: 水上洋一
        山口大学 総合科学実験センター 資源開発分野 
        遺伝子実験施設 助教授

演題: 心筋虚血に関連したオーファン受容体

概要:DNAシークエンスなどの遺伝子解析の分野では、めざましい勢いで技術革新が進んでいる。ヒトゲノムのシークエンスが発表され、様々な情報が私たちの前に姿を現した。これらの情報の中でも細胞外からの刺激を細胞内に伝えるGTP結合型受容体(G-protein coupled receptor; GPCR)の遺伝子数が意外に多く、数千個の遺伝子が存在していることが明らかになった。ヒトの記憶、感情、味覚や臭覚、心血管機能といった高次機能に はまだ、不明な点が多いが、こうした高次機能の解明にGPCRが大きな注目を集めている。とりわけ、オーファン受容体(孤児受容体)と呼ばれるリガンド や機能が未解明のGPCRは今後、生理的に重要な発見につながる可能性を秘めていることから世界中の研究者が大きな関心を寄せている。そこで、今回は心臓疾患をモデルにしたオーファン受容体に関連した最近の研究をご紹介させていただきたい。